時短家電を10製品以上は使用してきた、家電は実際にレンタルしてお試しする派の家電わんこ(@kaden_wanko)です。
昨今、コロナ禍で調理が時短できると大流行の電気圧力鍋。
私も電気圧力鍋を検討した際に
- 本当に時短になるの?
- 電気圧力鍋と圧力鍋どちらがコスパがいい?
- 実際に使用している人の口コミはどう?
と悩みました…
電気圧力鍋は多機能で料理を時短してくれる便利な調理鍋ですが、デメリットも多数あるため、知らないと損をします…
そこで本記事では、電気圧力鍋の購入をご検討の方に電気圧力鍋と圧力鍋の違いやデメリット、選び方まで解説します。
本記事を読めば、”電気圧力鍋”のメリット・デメリットや口コミ、選び方やオススメの電気圧力鍋まですべてわかります。
そもそも電気圧力鍋と圧力鍋の違いは?

そもそも、電気圧力鍋と圧力鍋はどちらも鍋の中を高圧にすることで、高温に保つことができ、食材に”火が通りやすく”なったり、”柔らかく”することができます。
両機の大きな違いとしては加熱方式が違います。
- 電気圧力鍋=電気(マイコン式)
- 圧力鍋=ガス火
マイコン式とは?
底面のヒーターで発生させた熱を全体に伝える方式
マイコン炊飯器とIH炊飯器の違いは何?失敗しない炊飯器の選び方
電気圧力鍋は電気代が安いが、圧力鍋より価格が高い



電気(マイコン式)とガス火との違いは




電気圧力鍋は価格が高くなりやすけど、電気代が安い。
電気圧力鍋(今回はパナソニック電気圧力鍋700Wを例)と圧力鍋を、30分間使用した電気代を比較すると…
引用:電気圧力鍋の電気代は?ガス圧力鍋と比較して光熱費はどれくらい違うの?
結果、光熱費は電気圧力鍋のほうが安い結果となりました!




電気圧力鍋は導入コストはかかるけど、ランニングコストはあまりかからない!
電気圧力鍋のデメリット9選



ここでは、電気圧力鍋のデメリット9選を解説していきます。
デメリット9選は以下の通りです。
意外と調理時間がかかる



電気圧力鍋は「圧力時間+調理時間+蒸らし時間」がかかります。
通常、電気圧力鍋のレシピで記載されている「肉じゃがはたった5分で仕上がります!」は”調理時間”を指します。
なので、実際に使用した際に「あれ?意外と時間がかかる…?」と感じてしまいます。




調理時間以外も考慮する必要があります。
機種により事前に炒める必要があり面倒



電気圧力鍋はあくまで「圧力鍋」なので、基本的には鍋に入れる前に”炒める”過程が必要となります。
最近では、「クックフォーミー」のように鍋で炒めることができる機種もあるので、別途フライパンを洗ったりする必要にないものもあります。
鍋の中で炒められる電気圧力鍋



▶︎クックフォーミーのレビュー記事はこちら



▶︎シロカおうちシェフ Proのレビュー記事はこちら
「もう何もしたくない…」とお悩みの方は”電気圧力鍋”ではありませんが、”ほったらかし調理鍋”である「ホットクック」がオススメです!
圧力鍋や通常の鍋より価格が高い
電気圧力鍋と圧力鍋と比較すると価格が高くなる傾向にあります。
圧力鍋は比較的安価。










モノによりますが、価格が倍くらいするものもあります。
本体が大きく場所をとる



最近はコンパクトな電気圧力鍋もでてきましたが、大きいものが多いです。



圧力鍋は通常のお鍋サイズですが、電気圧力鍋は我が家の3合炊き炊飯器や



電子レンジより高さが高いものもあります。
置き場所はしっかり考えないと「買ったのに置けない…」と悩むことになるので注意が必要です。




我が家も賃貸暮らしの時は専用の棚を購入しました。
細かなパーツが多くお手入れが大変



圧力鍋や通常のお鍋と比較して、洗うパーツが多くなりがちです。



電気圧力鍋は圧力をかけるための専用の備品が多く、小さいパーツが多いのが現状。



できるだけ、小さいパーツや凹凸の少ない電気圧力鍋を選ぶことも選ぶ上では大切です。
消費電力が大きい機種はブレーカー落ちに注意が必要



各ご家庭によって違いますが、”電気圧力鍋”だけでなく、”トースター”や”電子レンジ”、”湯沸かし器”などキッチンではさまざまな家電を使用するもの。
契約電流は各ご家庭で違いますが、一般的な家庭は「60A」で電圧は「100V」と言われています。
計算式は
1000W÷100V=10A
あとは同時に使う電化製品のアンペア数を合計していけばOK。必要なアンペア数がわかるようになります。
Loopでんきより引用




使う家電や電気圧力鍋のW(ワット)数を調べて、計算するとブレーカーが落ちないかどうかわかるよ!
使い方を守らないと危険



電気圧力鍋に限らず、圧力鍋は通常の鍋と違い高圧力をかけて調理時間を短縮したり、食材を柔らかくします。



この時に、”圧力弁”という鍋の中を密閉する弁を開けたままにしていると蒸気が蓋から噴き出てきて、火傷などの危険が伴います。
ですが、最近の電気圧力鍋は”圧力弁”を閉めてない状態で調理すると
- “音”で知らせてくれる
- 調理が始まらない
仕様となっているので、上記の機能を備えた電気圧力鍋なら安全です。
予約調理ができない機種もある



“圧力鍋”を買わずに”電気圧力鍋”を検討されている方なら、帰宅後にホカホカ温かいご飯がすぐに食べられる、「予約調理」が重要ではありませんか?
しかし、電気圧力鍋は機種に”できない”機種や”生モノNG”な機種もあり購入してからガッカリするケースがあります…




帰宅後にすぐ温かいご飯が食べたい方は”生モノOK”の機種「シロカおうちシェフ Pro」がオススメ!
家電量販店の取り扱いが少ない



私は実際に家電は見て、何なら使ってみて購入したい派なので、家電量販店にはよく出向くのですが、電気圧力鍋は人気の商品以外はほとんど店頭に並んでいません…
なので、電気圧力鍋を購入する際はネットで調べた情報で購入を決めている方が多いです。
このデメリットに対して、最近流行りだした「家電レンタルサービス」を使えば、実際に使用感を試すことができ、購入の一助になります!
電気圧力鍋のメリット3選



ここまで、電気圧力鍋のデメリットばかり解説してきましたが、メリットももちろん沢山あります。
しかし、メリットは沢山ありすべて解説しきれないので、今回は3つに絞って解説していきます。
電気圧力鍋のメリット3選は以下の通りです。
※タップして読みたいところにジャンプできます。
キッチンに立つ時間が減り好きな時間が取れる



圧力鍋はガス火で温度調節するため、どうしても人が管理しないと焦がしてしまいます…
なので、調理にかかる労力はフライパンの時と変わりません。
一方、電気圧力鍋なら”自動“で温度調節してくれるため、キッチンから離れることができます。
- 違う家事をする
- 子どもの世話をする
- 自分時間を作る
といったことが、料理時間で作ることができるので嬉しいですよね?




キッチンに立たなくて良くなると、空いた時間で好きなことができる!
硬い食材が”かんたん”に柔らかく美味しく仕上がる



電気圧力鍋は鍋の中を高圧力で密閉することで、食材を短時間で”骨”まで柔らかくすることができます。
なぜ短時間の加熱で済むのか?
なぜ圧力鍋を使うと、短時間で調理できるのかというと、「水蒸気を鍋に閉じ込めることにより、沸点を上げて高温で調理できるため」
アスレシピより引用
この機能のおかげで、調理が面倒な食材(根菜、魚、ブロック肉など)も”かんたん”に短時間で調理することができます。




短時間で食材が柔らかく、味もよく染みてるので、おでんの「ダイコン」も美味しく仕上がります!
多機能で料理が下手でも楽しく調理ができる
電気圧力鍋と圧力鍋の違いとしては機能の種類にもあります。
圧力鍋では圧力をかけた調理しかできませんが、電気圧力鍋は1台で何役もこなすことができます!
- 圧力調理
- 予約調理
- 無水調理
- 蒸し調理
- 炒め調理
- スロー調理※1
- 低温調理
- 温めなおし
- 温度調理※2
- 発酵
※1スロー調理とはゆっくり加熱し続ける機能
※2温度調理とは指定した温度で調理する機能
上記の機能から、本やネットで調べてきたレシピに当てはめて調理すると、調理が下手でも美味しく仕上がります!




料理下手な私でもかんたんに調理できました!
使用者の実際の口コミ



ここでは、私の感想だけでなく、実際に使用した方の口コミを”悪い口コミ・良い口コミ”で分けてご紹介していきます。
悪い口コミ
エラーコードが出たため修理センターへ連絡。
送るまでの対応は問題はなかったが修理が完了したと連絡があり自宅に届いた後が大問題。
なんと前面のパネルが大きく破損しており全体的に形が歪んでいた。
Amazonカスタマーレビュー
初めて電源を入れたら、『カスタマーセンターに相談して下さい』とのエラー表示でした…
Amazonカスタマーレビュー
高齢の母に安全かな?と思いクリスマスプレゼントに購入!
ただ母には説明書の内容がむずしくお試しでご飯を炊いてからはお蔵入りに…
単純な説明書だと高齢者も使いやすいと思います。
Amazonカスタマーレビュー




悪い口コミとして故障などのエラーや使い方が難しいといった口コミが多いですね!
良い口コミ
材料と調味料を入れてスイッチを入れておけば出来上がるので便利です。メニューは細かく分類されていますが、とくにこだわらなければ適当に選んでも大丈夫です。
Amazonカスタマーレビュー
レシピをみて大体の量の葉菜と根菜、肉、水と、入れたい調味料に圧力鍋的に使えないものがないのを確認して内ガマに入れて「ポトフ」を選ぶと、野菜たっぷりスープができます。忙しいフルタイムワーカーの作り置きにおすすめです。
Amazonカスタマーレビュー
使用感としては、前に使っていた電気圧力鍋とは次元が違うほど良いです。
おそらく、電気圧力鍋のなかでもかなりのハイグレードなクオリティだと思うほどすごい。
豚の角煮からデザートのプリンなど、意外とシンプルな色々な料理を作れます。
これ一台で令和乗り越えられそうなレベルで何でもできるという感じです。
Amazonカスタマーレビュー




”簡単”に作れる、大容量、美味しくできるところが良い点だという方が多いですね!
電気圧力鍋を選ぶポイント4選



ここでは、実際に電気圧力鍋を購入する際に選ぶポイントのコツを4選紹介していきます。
- 調味容量と満水容量
- 本体の大きさ
- 調理機能の種類
- デザイン
調味容量と満水容量



電気圧力鍋は表記された容量が調理に使える容量とは異なる場合があります。
例として、シロカおうちシェフ Proは表記は2ℓの容量がありますが、実際の調味容量は1.68ℓです。




表記された2ℓは満水容量。
なので、各ご家庭の人数に合った容量を選ぶ必要があります。
- 1ℓ▶︎1人または2台持ち
- 2ℓ▶︎1〜3人
- 3ℓ▶︎1人〜4人
- 4ℓ以上▶︎2人~作り置きする家庭




以上を参考に選ぶのがポイント!
本体の大きさ



キッチン周りは何かと調理器具やキッチン家電を置きがちなので、知らず知らずの内に置くスペースが無くなっていきます。
購入したものの、「鍋が置けない…」とならないようにサイズはよく見てから購入することをオススメします。




我が家も置けずに新しい棚を購入した苦い経験が…
調理機能の種類
「多機能で料理が下手でも楽しく調理ができる」でも解説しましたが、電気圧力鍋は“圧力鍋にはない魅力”として、さまざまな調理機能にあります。
購入する際は、
- 「こんな料理をしてみたい」
- 「この機能があると楽」
といった調理機能から選ぶのもポイントです。
デザイン



せっかくのキッチン家電はできるだけおしゃれな見た目のものがいいですよね?
私もキッチンに置いた時にデザイン性のない家電は料理をする際にテンションが上がりません…



最近は見た目もおしゃれな電気圧力鍋が増えてきたので、テンションが上がるデザインの圧力鍋を選ぶのもいいですよ!
人気のオススメ電気圧力鍋5選



ここでは、実際に“売れている”人気のオススメ電気圧力鍋を私も使用してきた経験からご紹介していきます!
クックフォーミー




クックフォーミーの特徴は
- 大容量(満水容量3ℓ・6ℓ)
- 電気圧力鍋界No.1のメニュー数(210種類)
- 圧倒的な時短効果
を誇る、私が最もオススメできる調理鍋です。
デメリットとしては、他の電気圧力鍋と比較して価格が高いこと。
一方で、この容量の電気圧力鍋は他になく、
- 4人以上の家族
- 作り置きをたくさんする
方にはピッタリの電気圧力鍋です。




他の電気圧力鍋にはない大容量やメニュー数が魅力!



シロカおうちシェフ Pro




「シロカおうちシェフ Pro」は2021年9月に発売されたばかりの電気圧力鍋で、デザイン賞にも入賞した、
- 機能性
- デザイン性
に優れた、電気圧力鍋です。
業界No.1の高圧力「スマートプレッシャー技術」により、魚の骨まで柔らかくする圧力(最大95kPa)を誇ります。
デメリットとしては容量が2ℓのみで少ない点です。
しかし、
- 1〜3人家族の方
- 毎日のお料理が日課の方
は大きなデメリットにならないので、オススメです!




デザイン性や機能性などコスパ重視の方にはオススメです!



パナソニック「SR-MP300」




パナソニックは誰もが知る大企業ですね。
パナソニックは
- 省スペース性
- 機能性
- 味が美味しく仕上がる
オールラウンドな電気圧力鍋です。
デメリットとしては満水容量が2ℓタイプしか無い点とオートメニューが7種類しかない点です。




全体的に高水準な電気圧力鍋なため、1~3人家族の方ならオススメできる電気圧力鍋です。



アイリスオーヤマ「KPCシリーズ」




こちらは
- 2.2ℓ
- 3.0ℓ
- 4.0ℓ
の3タイプから選ぶことができます。



特に、3ℓサイズは特有の機能として、「ヘルシープラス+」というカロリーや脂質が気になる方は、ヘルシーメニューを作ることができるのでオススメです!
また、アイリスオーヤマの電気圧力鍋は他の調理鍋よりも安く購入できるので、「初めて電気圧力鍋を購入する」方にはオススメの電気圧力鍋となっています。



リデポット



最後に紹介するのが「リデポット」です。
見た目がすごくおしゃれで、ドイツで権威ある”レッド・ドット・デザイン賞“に2021年受賞している圧力調理鍋なんです!
見た目だけでなく、調理方法も豊富で
- 圧力調理
- 無水調理
- スロー調理
- 温め調理
- 炊飯
- 予約調理(圧力調理・炊飯のみ)
値段もほったらかし調理鍋の中では安価な部類で14,800円(※2022/2/3Amazon調べ。)と非常にお求めやすいです。
しかし、デメリットとしては容量が2ℓ(正味容量1.2ℓ)のものしかなく、4人以上のご家庭には物足りないです。
内蔵しているレシピ数が8つしかないのも、他のほったらかし調理鍋と比較すると少ないのもマイナスポイント…
一方で、1~3人のご家庭はちょうど良い量を調理できるので、オススメです!
また、レシピ数の少なさはレシピ本が付属する点や一般的な圧力鍋のレシピを参考にする事で、解消することが可能です!




おしゃれな圧力鍋なので、インテリアとしても良いデザインですよ!



電気圧力鍋のデメリットまとめ
本記事では、電気圧力鍋のデメリットや圧力鍋との違い、選び方やオススメまで解説してきました。
電気圧力鍋のメリット・デメリットは以下の通りです。
これまでデメリットを多数挙げさせていただきましたが、
- 自由な時間が増えたり、
- 柔らかいご飯が食べられる
ため、実際に購入するのはオススメです!
あなたも電気圧力鍋を購入してみてはいかがでしょうか?
どうも、家電わんこ(@kakedashiwanko)でした。






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